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オンライン工場見学

VRを用いた工場見学のメリット

今回は、とくに問合せの多いオンライン工場見学について機能や制作工程を解説します。
オンライン工場見学にはビデオ通話などを活用するものと、内部のVRを制作して能動的に閲覧してもらうものがあります。
ここでは、後者の方式について説明します。

ブランディング

VR工場見学では、商品の制作過程を公開することで企業に対する信頼感が上がる効果があります。
商品は知っているけど、会社や働いている人、安全管理については知らない。
そんな消費者に対して作業工程を見せることは企業ブランディングに繋がります。
商品だけでなく、会社のファンを増やすことが大切な目的の一つです。

学校での利用

学校でのタブレット教育が普及したことで、学生に対してVR工場見学を行う機会が増えました。
コロナ禍で学校外での活動が制限されている、危険な機械があるため間近で見学できないなど、現地での見学が難しい場合も子供たちにPRすることが可能です。
商品やスタッフの動画を入れたり、ECサイトに連結することで、企業の方針を伝えることが可能です。

リクルート

実際に導入されている企業も多いのが、リクルート用の会社見学VRです。
工場勤務の求人の場合、労働環境や先輩社員の働き方は応募者が最も気にする点です。
VR工場見学では、これらの情報に関してほとんど齟齬なく伝えられます。
衛生的な環境なのか。ケガのリスクは少ないのか。福利厚生はどうなっているか。
テキストや画像など、抜き出した情報だけでなく、VRですべて公開することで信頼感を高めます。
すれ違いを減らすことは、雇用してすぐの離職を防ぐ効果もあります。

企業秘密にも対処

企業秘密の機械や工程をお持ちの工場も多いと思います。
その場合、モザイク処理を行うことが可能です。
また、パスワードを設定できますので、使用範囲を限った公開を行うことで安全な運用が可能です。

まとめ

VR工場見学では、
・商品や企業の認知度・イメージが高まる
・企業のファンづくりにつながる
・学校教育、リクルートでの活用が可能
・モザイク処理やパスワードで安全面を考慮
といったメリットがあります。
企業がお持ちの製品紹介ブースや展示空間でも同じようなメリットでVR化を進める所が多く見られます。

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