ニュース

VRの真骨頂は不動産の販売サポート

Matterportが不動産に最適な理由

数あるVRシステムの中で、Matterportは不動産の売買に最適なソリューションです。
これは、Matterportの機能的に建物を写真(2D)でなく空間(3D)で表現できる事が大きいのですが、もちろん、他にも長所がたくさんあります。
以下の点に分けて解説していきます。
  • 不動産の検索時間帯
  • モデルハウスがなくても
  • 問合せへの対応
  • 確度の高い顧客に絞る
  • サービスを高水準に保つ
  • 安心感を与えることができる

不動産の検索時間帯

家を建てたい、借りたいなどの検索が最も盛んな時間帯は21時から23時頃と言われています。
子供を寝かしつけたあとで、地元の工務店やハウスメーカーを検索する若い夫婦が多いためです。
つまり、この時に検索結果で差別化を図る必要があります。
では、差別化のために必要なことは何でしょうか。
SUUMOでは、過去にこんなアンケート結果を発表しています。

参考になるツールは「モデルルーム」「VR内覧コンテンツ」「間取図」

同社の調査では、3年以内に新築マンションを購⼊または検討した1030⼈を対象に、実際にVR 内覧(3Dのコンピュータグラフィック画像による疑似内覧)を体験したうえで、調査に回答してもらっている。

VR内覧ができれば、【A】モデルルームに行く必要はない、【B】モデルルームに行きたい気持ちになる、いずれが近いかを聞いたところ、【A】25%、【B】75%という結果だった。モデルルームに行きたい気持ちになる理由については、「VRの⾯⽩さから興味が湧き、素材や質感などより詳しく知りたくなる」「VRで感じたイメージを、モデルルームでも追体験したくなる」といったコメントが挙がったという。

また、モデルルームで部屋選びの際に参考になると思われるツールを聞いたところ、「モデルルーム」「VR内覧コンテンツ」「間取図」の3つが、突出して高いことが分かった。近い将来、住まい選びの“三種の神器”になるかもしれない。

住まい選びの三種の神器は「モデルルーム・VR内覧・間取図」!?
https://suumo.jp/journal/2018/12/05/160618/

このアンケート結果からわかる通り、VR内覧を仕掛けることで現地訪問の希望者を増やすことができます。
以上を踏まえたうえで、夜中に検索を行っている際にVRで施工事例を見せることができれば、強く印象に残すことができます。
しかもMatterportであれば、導線のこだわりや階段の高さまで知ることができます。
夜中に撮影を行えば、夜の様子もわかります。

モデルハウスがなくても

弊社では100件近いVRモデルハウスを制作してきました。
中には、モデルハウスをお持ちでない工務店様もいらっしゃいました。
その場合は、施工物件を引き渡し前に撮影することで対応しています。
施主様が生活される空間のため、広く発信することはせず、公開部分を限定したり、パスワードを設定して店頭のみで利用する形式を採られる事が多いです。
店頭に来てくれた方に対して、実際の物件を体験できる機会を提供できるかどうかは、説得力に大きな差を生みます。

問合せへの対応

弊社でサポートさせていただいた工務店やハウスメーカー様から多く寄せられた悩みの一つに「問合せや資料請求に対する対応に反応が薄い」というものがあります。
これは紙媒体や写真の情報量の限界もありますが、何より「文字は読まない」という消費傾向に原因があります。
住宅性能評価や会社の強味を細かく説明しても、基礎知識のない消費者はそれを読み込みません。
「わが社の造る家はこうだ」というものを視覚に直接アピールするほうが効果的です。
問合せや資料請求に対し、メールやQRコードでVRモデルハウスを紹介すれば、まず、施工事例を見てもらうことができます。
いくつかのハードルを飛び越え、内覧を実現することが出来るのです。

確度の高い顧客に絞る

「VRですべて見えるようにしてしまうと来場者が減る」というお声もあります。
これは一理あるご指摘ですが、全面的に正しいものではありません。
VRモデルハウスを見て問合せをしたり現地に来場するのは確度の高い人です。
逆に、VRモデルハウスを見て来場を取りやめたであろう人が現地に来ても成約は難しいでしょう。
つまり、VRで見せるということは、本気度の高い人を高確率で来場させるシステムと言えます。
購買意欲ない人をたくさん集めるのではなく、本気の人にできるだけ来てもらう。
これが、弊社が提案する集客の形になります。

サービスを高水準に保つ

VRモデルハウスは、ネット環境のみで共有できます。
例えば新しいモデルハウスを造る際、設置する家具に悩んだ経験を持つ工務店・ハウスメーカー様は多いのですが、VRを資料にすれば同じ水準のインテリアデザインが可能です。
さらに、不動産へのこだわりや会社のPRポイントなどをVRモデルハウスに埋め込むことで接客の質を向上できます。
以前に制作をご依頼いただいたある工務店様からは「入社してすぐの新人が、ベテランと同じように説明できるVRを作ってほしい」とのご依頼がありました。
弊社でベテラン社員様から徹底的に聞き取りを行い、顧客から質問があった際にクリック一つで説明動画が流れる仕掛けをいくつも設置。会社の理念や他社との違い、イベント情報などを掲載することが対応させていただきました。
VRの持つ「情報量」という武器を最大限に生かすことで可能になる差別化方法です。

安心感を与えることができる

情報量の強味を生かした戦略を追記すると、スタッフ様の紹介動画などを簡単に追加・編集できるという点があります。
多くの人が、「工務店や住宅展示場に行くと、しつこく接客されるかもしれない」という不安を持ちます。
そこで、社長やスタッフからのメッセージ、SNSでの投稿内容を事前にVRで見せて置くことが重要になるのです。
ネットで家づくりの情報を探しているなかで、会社や社長、スタッフ、施工事例を見ることができる。
それこそが、通常は数枚の写真と会社の住所しか掲載しないまとめサイトなどと比べて差別化を図ることができる最大の特徴です。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP